骨折・脱臼の「機能的装具療法」2-1症例前半

骨折・脱臼の「機能的装具療法」

捻挫に対する「機能的固定療法」は、整形外科(東京)の研修で学んだ、骨折の「機能的装具療法」や捻挫の固定療法を基にした治療法です。
「骨折治療法」の翻訳者である故荻島秀男先生(研修時の整形外科の院長:医師)や鈴木義博先生(柔道整復師)のご指導を受け、骨折や脱臼の「機能的装具療法」を多く経験させていただきました。

柔整専門誌 総合整骨 「機能的装具療法」のご紹介

1986年3月から1995年まで、年に4回発行されていた「総合整骨」という柔整専門誌に、私が研修していた高島平整形外科(東京 院長 故荻島秀夫先生)での、骨折や脱臼などに対する「機能的装具療法」が紹介されています。紹介されている症例は今から約30年前のものですが、現在の治療にも勝るとも劣らない治療です。私も「上腕骨骨幹部骨折の装具療法」を執筆させていただきました。

ここで用いられている装具は、技師装具士(国家資格)の方が制作したものや、私達がポリキャスト固定材(熱可塑性プラスチック材)を使って、症状の経過に応じて制作した装具なども紹介されています。私も現在の整骨院で、骨折や捻挫に対する治療として「機能的固定療法」を行っていますが、現在はポリキャスト(製品名)がないために、ポリキャストと同じような製品のサンスプリント(酒井医療)を使用しています。

※HP掲載については、出版社・メディカルプレスの許可を頂いています。

 

上腕骨骨幹部骨折の装具療法

※訂正:下記の図3は左右が反転しています

前腕骨骨折の装具療法

肩鎖関節脱臼の装具療法

踵骨骨折の装具療法

アキレス腱断裂の装具療法

宇佐整骨院 鍼灸院