宇佐整骨院

捻挫・骨折・脱臼の機能的装具療法

 捻挫の治療の大切なポイントと、当院の「機能的装具療法」をご案内します。
捻挫の後遺症で困らないようにする為に参考にして下さい。


捻挫とは? 捻挫の正しい治療とは?

 捻挫とは関節に正常な動き以上の外力が加わった時に、その外力に耐えきれずに骨と骨の連結を支持する靱帯や関節包あるいは滑膜が損傷した状態です。
 損傷の程度は一般的に、靱帯の損傷程度により分けられます。
 
 ●「第1度の捻挫とは靱帯の繊維の小損傷」であり、靱帯の中の少数の線維が切れている。

 ●「第2度の捻挫は靱帯の部分断裂」であり、靱帯のある部分は明らかに切れている。 
 ●「第3度の捻挫は靱帯の完全断裂」です。

 治療は損傷の程度に応じて、一定期間固定をする必要があります。捻挫は骨折よりも確実な固定が必要であり、固定の肢位(かっこう)も損傷した状態に応じて工夫する必要があります。
 固定期間は具体的には、軽傷の場合は2週間程度、中症では3~6週間を必要とし、治癒に2~3ヶ月が必要となります。重症では手術を必要とする場合もあります。
 しかし(捻挫とは)靭帯が損傷している状態であるということが正しく理解されていないことが多く、処置も湿布をするぐらいで正しい治療がされていないために、構造的不安定性や機能的不安定性のために痛みが残り、日常生活やスポーツなどでも支障を来すことが多くみられます。
                         「スポーツ整形外科」より一部抜粋


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足部の外側の部分の靱帯

 

 靭帯は非常に精密な構造と働きをしているために、損傷した靭帯をケガをする前の状態に完全に回復させることは困難です。しかし適切な治療で、日常生活やスポーツに支障がないように改善することはできます。

■治療全体のすすめ方 
 痛みと機能の低下が起こるため、治療を進める際には損傷した患部とその周辺の痛みや機能の両面を考慮し、治療のゴールは痛みの消失だけでなく機能をしっかりと回復させることが非常に重要となります。
 ■捻挫で起こる痛みについて
 損傷したことによる患部の痛みをはじめ、損傷した痛みをかばうことで、患部以外の筋肉や関節にも二次的な痛みが発生することがよくあります。

■捻挫で起こる機能の変化について
 機能の低下や機能の変化が患部と患部以外に発生します。
 患部の機能の低下 
 ・損傷により本来の関節の支持が弱くなることによる機能の低下。
 ・患部の痛みにより使わなくなることによる機能の低下。
 ・患部を固定することにより動きが制限されることによる機能の低下。
 患部以外の機能の低下と変化
 ・患部の機能の低下をかばうために患部以外に起こる機能の変化。
 機能低下は回復の期間に大きく影響します。そのためにも治療中に起こる機能の低下をできるだけ防止するこが重要となります。
 さらに機能の低下は特にアスリートや活動性の高い職業の人では大きな問題となるため、治療のゴールは痛みの消失だけでなく機能をしっかりと回復させることが非常に重要となります。
 
■具体的な治療のポイント
その1.痛みを感じない状態で治療を進めることが重要
 そのためにも治療では先ず固定をして、損傷した靭帯に引き伸ばすストレスがかからないようすることが重要です。
その2.靭帯の回復を促進させる刺激が必要
 経過に応じて靭帯の回復を促進させる刺激も必要であり、靱帯自体に対する圧迫や周囲の筋肉の収縮や代謝などを考慮することが大切です。
その3.機能低下の防止と同時に、低下した機能を回復させることが重要
 適切な固定をした状態での痛みを悪化させない日常生活の動きが、靭帯や周辺の筋肉や関節の機能の低下を防止するために非常に重要であると同時に、回復に必要なリハビリ、トレーニングになります。更に治療で必要なリハビリ・トレーニングを同時に進行させることが大切です。
 そのためにも適切な固定をして痛みを感じない状態にすること、日常生活の活動の制限をできるだけ少なくすること、さらにケガをしていない状態に近い動きで日常生活をおくることが大切です。
 
■機能的装具療法
 上記のようなポイントを満たす治療をする為には、症状や経過に応じて適切な固定を配慮することが重要です。特に動いても痛みを感じないようにする固定が重要ですが、一般的な固定では非常に難しいところです。
  当院では、上記の条件を満たすように患部に応じて「機能的装具」を特殊な材料で作成し包帯で固定をした「機能的装具療法」を行います。「機能的装具」で固定をすると患部の痛みを感じることがなく、日常生活の動きを必要以上に制限せずに日常生活で使いながらの治療を可能とします。
 また機能の低下は最善の治療を行っても必ず発生します。しかし上記のような「機能的装具療法」では日常生活の活動自体がリハビリとなり、さらに症状の経過に応じてトレーニングなども並行して行うことで、治療中の患部の機能の低下や、二次的に発生する機能の低下や痛みを最低限となるように治療を進めることができます。さらに固定による関節の硬さも起こらず、固定を外した後の痛い思いをするリハビリも全く必要なく、受傷による機能低下や二次的な機能低下などの回復も早く、仕事やスポーツへの復帰を早期に可能とします。

■後遺症に注意
 固定をせずに又は固定をしているにもかかわらず痛みがある場合、又は日常生活の動きに多くの制限がある治療の進め方などでは、二次的な運動機能の低下や痛みが多く発生し、後のリハビリやトレーニングに多くの時間を必要とします。
 特に症状に応じた適切な固定が不足すると痛みが完全に消失せずに、日常生活や運動時に痛みを伴う傾向となります。そしてその後も痛みが存在する状態で日常生活やスポーツを続けることで、痛みが取れにくいだけでなく他の筋肉や関節にも余計な負担をかけて障害を発生させ、結果的にさらに動きを低下させることになります。
 捻挫の後遺症による痛みで日常生活やスポーツに支障が起こらないように、しっかりと治療することをお勧めします。

 

骨折・脱臼の「機能的装具療法」

 捻挫に対する機能的装具療法は、整形外科(東京)の研修で学んだ治療法です。
 「骨折治療法」の翻訳者である故荻島秀男先生(医師)や鈴木義博先生(柔道整復師)のご指導で、骨折や脱臼の「機能的装具療法」も多く経験させていただきました。

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柔整専門誌 総合整骨 骨折・脱臼の「機能的装具療法」のご紹介

 1986年3月から1995年までの約10年間ぐらい、年に4回発行されていた「総合整骨」という柔整専門誌に、私が研修していた高島平整形外科(東京 院長 故荻島秀夫先生)での、骨折や脱臼などに対する「機能的装具療法」が紹介されています。私も「上腕骨骨幹部骨折の装具療法」を執筆させていただきました。
 ここで用いられている装具は、技師装具士(国家資格)の方が制作したものや、私達が熱可塑性プラスチック材であるポリキャスト固定材を使って、症状の経過に応じて制作した装具なども紹介されています。
 紹介されている症例は今から約30年前のものですが、現在の治療にも劣ることのない治療です。
 私は現在の整骨院でも、骨折や捻挫に対する治療として「機能的装具療法」を行っていますが、その際にやはり熱可塑性プラスチック材(現在はポリキャスト(製品名)がないために、同じような製品を使用)を使用しています。

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柔整分野の装具療法       ●前腕骨骨折の装具療法 上腕骨骨幹部骨折の装具療法
肩鎖関節脱臼の装具療法 踵骨骨折の装具療法    アキレス腱断裂の装具療法
下腿骨骨折の装具療法    膝蓋骨骨折の装具療法 大腿骨骨幹部骨折の装具療法 
脊椎圧迫骨折の装具療法 熱可逆性材料による簡易装具
(下記内容のHP掲載については、出版社・メディカルプレスの許可を頂いています)

柔整分野と装具療法

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前腕骨骨折の装具療法

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上腕骨骨幹部骨折の装具療法

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(注・下図3の写真は左右が逆となっています)

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(注・上図15の治癒時の写真は左右が逆となっています)

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肩鎖関節脱臼の装具療法

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踵骨骨折の装具療法

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アキレス腱断裂の装具療法

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下腿骨骨折の装具療法

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膝蓋骨骨折骨折の装具療法

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大腿骨骨幹部骨折の装具療法

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脊柱圧迫骨折の装具療法

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熱可逆性材料による簡易装具

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